アニメ「PSYCHO-PASS 第2話 成しうる者」の感想

概要

配属初日に狡噛慎也との軋轢が生じてしまった常森。
執行官との関係性を計りかねたまま、暗澹たる思いで公安局へ向かった彼女に出動命令が下される。
自らの監視官という立場に悩みながら、現場へ向かう常森。
そこで、監視官としての自分の存在意義に対して疑問をもつ。 現場からの帰還後、常森は狡噛にドミネーターで撃ったことを謝罪をしにいく。 その中で、「お前は悪くない、自分で考え自分の正義にしたがって行動しただけだ。」と言われ自信を取り戻していく。

感想

この話は、常森が「何故、監視官という過酷な職場を選んだか」という所に焦点が当たっていると感じました。 個人的に、このサブタイトルは話の中で2つの使い方をされていると感じました。

1. ”成る”ことができる人、という意味
前半部分の友人とのお茶会や、食堂で縢(かがり)とご飯を食べている時に
「あんた(常森)は、何にでも成ることができた」
という事を言われます。
これは、
 「成る=それまでとは違う物・違う状態に変わる。」
 「うる=”う”の下二段活用連体形で、可能性の意味が含まれている」
と言う2つにかかっていますね。

2. ”物事を達成できる”人、という意味
後半部分で、狡噛から
「何が正しいかを自分で考え、役割ではなく自分の中の正義にしたがって行動した。」
という評価を、常森は受けています。
これは、”監視官として執行官の手綱を持っているだけ”という、役割に依存した行動ではなく、
"行動(=物事)を自分の意識で決め、それで行動できる人”という風に伝えているのではないかと思います。

”成し得る”と言う言葉は、”なりえる”と”なしうる”と言う二つの読み方ができるようです。と言う二つの読み方ができるらしいですね。

と言う事で、第2話は常森朱の物語でしたね。
アクションなど派手な演出はなかったので、ちょっと消化不良感ありますが、、、。

アニメ「PSYCHO-PASS - サイコパス:#01 犯罪係数 」の感想

PSYCHO-PASS - サイコパス:#01 犯罪係数」の感想を書いてきます。

 お話の概要

 舞台は、人間のあらゆる心理状態の計測を可能とし、それを数値化する機能を持つ「シビュラシステム」(以下シビュラ)が導入された世界。その中でも、犯罪に関しての数値は「犯罪係数」として計測され、規定値を越えたものは「潜在犯」として裁かれている。

 公安局刑事課に配属された監視官の常守朱(つねもり あかね)は、配属日早々に発生した事件の為に出動した。事件現場で、先輩監視官である宜野座(ぎのざ)監視官と4人の執行官と出会うことになる。

 初の現場で戸惑いつつも、執行官と共に潜在犯となった男性を追い詰めていく。しかし、人質となっていた女性もサイコハザード(*1)を受けて潜在犯化してしまう。

 執行官の一人である、狡噛(こうがみ)が男性を処刑した。その後、女性も処刑されようとしていた。しかし、常守は「女性は何も悪くないから撃たないで。」と懇願したが、聞き入れられなかった。その為、女性を撃とうとした狡噛を、ドミネーター(*2)で撃ってしまう。

*1:不健全な精神をもつ人間や状況による影響で、サイコパスが悪化してしまう現象。

*2:正式名称「携帯型心理診断・鎮圧執行システム・ドミネーター」。犯罪係数を測定し、値に応じたモード(パラライザ(麻痺させるだけ)、エリミネーター(殺人できる))に変化をする。

感想

 どのアニメでもそうですが、#01は基本的に世界観・用語・設定の説明などを物語を通して伝えている形です。ただ、本作品は独自の用語が結構多く、一回で全てを理解するのは大変だと思います。(用語として使われる「サイコハザード」とはか、説明もあまりないですし。。)

 近未来感は、主人公達に存在するのではなく、それを取り巻く環境・システムなどに色濃く出ている感じです。(主人公が何かと合体するとかそういうのではない。)ドミネーターの造形とか超絶かっこいいですね。

 ただの刑事モノのように、犯人側が絶対悪・主人公側が絶対正義というわけでもなさそうです。常守が「ただ、一回街頭スキャンに引っ掛かっただけなのに。」「その女性は、何もしていません!なので、撃たないでください。」と繰りかえり発しているのが特徴的です。

 私は一旦最後まで見ているので、物語を通して「シビュラは本当に正しいのか?、犯罪係数とは?人の心とは?」というのが問いかけられるのを知っています。だから、常守の言葉が「新人の甘ちゃん刑事が、無責任に責任感だけで言っているように見える。」ように工夫された上で、伏線として提示されていることに鳥肌が立ちました。

 

次回も楽しみです!!

アニメ「PSYCHO-PASS - サイコパス 」の感想

アニメ「PSYCHO-PASS - サイコパス(Part 1)」を観ての感想を、これから各話毎に書いていきます!

以下、お約束です。

  • 著作権に配慮し、劇中のスクリーンショットなどは一切使いません。
  • 基本的にはネタバレありです。(ってかないと、無理だよ。。。)

基本情報

総監督:本広 克行(もとひろ かつゆき)

監督:塩谷 直義(しおたに なおよし)

脚本:虚淵玄(うろぶち げん)、深見 真(ふかみ まこと)、高羽 彩(たかは あや)

キャラクターデザイン:天野明(あまの あきら)

製作:Production I.G

製作年:2012年

 

感想

 本アニメ自体はすでに3週くらいしているのですが、こうやって製作陣をゆっくりと深掘り観たのは初めてかもしれません。

 まず最初に目に止まったのは、総監督である本広さんでした。「踊る大捜査線シリーズ」の監督がアニメの監督をするということで、どういう味わいのアニメになるかワクワクした記憶があります。

 ただ、脚本が虚淵さんということで、ドロっとしたテイストになることは必須ですね。(だって、ニトロプラスですもの。。。)また、キャラクターデザインに、天野さん(リボーンの作者)や、挿入歌にEGOISTを起用するなど豪華メンバーのアニメとなっていますね。

 

こんな感じで、短めな文章で手軽に読めるように感想まとめていきます。

ぜひ、気になったら作品を観てみてください!

 

 

 

 

 

ゼロヒャク教科書を読んでの感想

 

はじめに


自分はエンジニアなので、”学び”ことに抵抗はなかったのだが”続ける”ということには不安を持っていました。何故ならば、自分は飽き性で面倒くさがりなのです。
自分の好きな事、効率が上がることなど必要性がない限りは勉強しようとは思えません!(できるなら”勉強”はしたくない部類です。。。)

しかし、ここ数年で”生涯学習”などの言葉を耳にして、このままではいけないとうっすらと感じていました。

そんな最中、落合陽一さん著の”学び続ける”にフォーカスした書籍が発売されたので購入して読んでみました。

 

 

簡単な内容


第1章は、「何故学び続けなくてはいけないのか」についてQAに回答する形式で記述されていました。
過去に落合さんが出版されてきた書籍の中では、一番わかりやすい言葉で書かれています。気になるQに対するAだけ読んでも良さそうです。

 

第2章は、落合陽一さんの出自に関してです。
”現代の魔法使い”と呼ばれている人がどのような子供時代を過ごしてきたかをみることができました。

 

第3章では、STEAM教育時代に必要な4つの要素と、その鍛え方についてです。
恥ずかしながら"STEAM教育"って言葉を、この本で初めて目にしました。。。
なので、内容についてはもう少し勉強してから書きます!

 

一回読んだ中で以下の点が目に留まりました。
 1:ロジカルな考え方と、アーティスティックな肌感を意識して育てる
 2:自ら問題定義をして、解決をして前に突き進んでいく
 3:問題に関する答えは一つではない

 

読み終えて


私は理工学部出身のエンジニアとして、理論の勉強ばかり力を入れてきました。
しかしこれからの時代、理論的な勉強を進めていくだけでは足りないと感じました。
アート<->ロジカルを行き来することが重要であり、自分には足りていないと思いました。

その為に足りないアート成分を磨く為にも、大学時代からやっているジャグリングをもう一度再開してみようかと思います。
今見るとジャグリングも、
 ・技の習得は物理法則とかを考え行う(ロジカルで、物理的)
 ・演技を作る際には雰囲気や、美的感覚を考える(アート的感覚)

が求められる最高の教材ですね。

エンジニアも

 「このソールコードが美しい!!」

とか

 「この構成に美的センスを感じる」

とか言うし案外業務でも感じることできるのかな?
自分がまだできていないのは、ロジックが支配的な世界でアート部分を見つける目が無いからということで。。。

まずは、思いっきしアート成分高めかつ自分の特技でもあるジャグリングから入ってみようと思います。

 

なんか最初と結論が微妙にズレてしまい、まとまりが無い気がするけれど、、、。

 

今回はこの辺で。

Qiitaに久々に投稿しました。

まえがき

初めましての人は初めまして、かじやまです。

 久々にQiitaに記事を投稿しました。

 

投稿記事

タイトル:auto型について調べて見た

https://qiita.com/prom_Sakiku/items/67320b66e3ce0c45ffcb

 

背景

androidのコーディングをしている時に、auto型というものに初めて出会いました。

最初は「ん?これって、独自で作ったモノなのかな」と思いつつ調べたところ、結構奥が深そうかつ便利だったので記事にして見たくなりました。

 

改善出来そうなところ

調べている間にイテレーションの話が出てきました。しかし、イテレーションについての知識があまりなくごにょっと濁す感じになってしまったのが悔しいですね。。。

 

しっかり勉強をして、的確にわかりやすく記事化できるように文章書く力を伸ばしていきたいです。

 

最後に、、、

過去にもいくつか記事を投稿しています。

そちらの記事も見ていただき、足りないところはアドバイスいただけたらと思います。

 

以下にリンク貼っておくので、よろしくお願いします。

qiita.com

Pixelを持って、初めてのお出かけ

 

まえがき

 初めましての人は初めまして、かじやまです。

 最近色々なところで話題になっている、Pixel3を”発売日(10月1日)”に購入ておりました。しかし、仕事が忙しくなかなか連れ歩くことが出来ていませんでした。

 そんな中、念願叶って先週末にちょっと遠くに遊びに行くことが出来ました。これは好機と、色々なシチュエーションでPixel3のCameraの実力を試してみました!

Cameraの実力はいかに!?

屋外での撮影

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 とっても綺麗な写真が、設定を一個もいじる事なく撮れました。前使っていたiPhone6とは、次元が違う。。。

室内ポートレートモード

 被写体が残念な感じですが、これ人物を被写体にしたときはすごかった。複雑な設定なしでこのクオリティが取れるなら、十二分!

室内暗所

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 陰影がくっきりしていて良い!

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 なんと言っても夜間撮影がすごい!気持ち悪いくらいでした。これ、Cameraを立ち上げてそのまま撮影しただけですぜ。。。

気が付いた事

 今回なんと言ってもすごいのが、これらの写真はほとんど設定をいじっていない事。(モードの選択とかはしていますが、逆に言えばそれだけ。)

 カメラのレンズ性能もさることながら、それを制御しているソフト側の優秀さが際立ちますね。今回は人物で写せませんでしたが、ポートレートモードの背景ボケもすごかった。これ、2眼とか本当にいらないですよね。。。

  確かPixel3のコンセプト自体、「ボケとかの処理にAppleみたいな2眼は不要、ソフトで解決できるぜ!」みたいなものだったと記憶しています。

 

まとめ 

1:デフォルト機能でこれなのですから、色々といじり倒したら面白そう!

いろんなところで、いろんな写真を撮ってみたいとワクワクなりました。まだ、Google Lensとかも試せていませんし。

2:「Androidってこうするんだぜ。」というようなお手本

Android開発元だけあって、Googleはうまく合わせてソフトを作りこんで来たなーという印象でした。同じAndroid開発者として、尊敬するし目標にしたい。

 

Pixelはこれからも色々といじり倒していく予定です。その模様は定期的に更新していきたいと思います。Twitterもやっているので、そちらのフォローもお待ちしています。

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